武蔵小杉から市バスに乗ると、ただいまフロンターレ応援アナウンスが聞ける。
川崎市はスポ-ツによって活気ある地域を作ります、フロンターレを初めとしたトップアスリートの活躍で川崎市の名を知らしめたいという内容で、けなげでもあり、ほんのりとした田舎っぽさに苦笑してしまうが、羨ましくもある。
期待されているんだね。自治体から。
かつて野球チームにも読売にも逃げられた川崎市がフロンターレに賭ける思いがよくわかるよ。(あたし市職員だったんで)
市バスの乗り場で誘導する人はフロンターレのユニフォームを着ている。
試合前にユルネバのように「川崎市民の歌」を歌う!!
もっともっと昔、川崎で全国に知られていたのは公害だった。負のイメージを引きずりながら、東京とは違う視点で住みやすい町・働きやすい街を作ろうと多くの人が努力し、実現してきた。
そんな川崎市にあるみんなが誇りに思えるJリーグのトップチーム。
そういうイメージに相応しいクラブに近づいているよね。
いま、等々力競技場の改修計画が現実になろうとしている。もう狭く感じられるようになってきたし、いいスタジアムを作ってあげて欲しい。
これからも、よろしくお願いします。
彼らからはわたしたちがどう見えているのだろう。
帰り道、フロンタサポのおじさん二人が「相変わらず東京のサポは・・・」と話し出したので、しめた!と思ったのだが、周囲にうようよいる青赤に気づいて口をつぐんでしまった。残念。
何を言おうとしていたのかな。
1.相変わらずアホだ
2.相変わらずよく喰う
3.相変わらずお調子者だ
まあ、どうせこんなところだろう。
前半は川崎のプレスが効いているし、ルーズボールも取られるし、困った展開だったが、先制点はこちらに入る。川崎の攻撃は随分洗練されてきたなという印象。
後半は下手が川崎にうつってしまった感じ。
感動的に頑張った選手のみなさん。1トップになってからの平山は良かった。
佐原に対して東京は来期の残留を要請しているという。
この日、佐原をキャプテンにしたのはとても城福さんらしい配慮だ。