街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら
汚点だらけの 靄ごしに 起きぬけの路面電車が
海を渡るのが 見えたんです
それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて
蒼空を 翔けたいんです 蒼空を
”風をあつめて” はっぴいえんど
路面電車が海を渡るイメージは「千と千尋の神隠し」のようだ。
若い頃からずっと“背伸びした路次”も“シミだらけの靄”もわからない。
この年になってもわからないことだらけだなんて、あの頃は思っていなかった。
松本隆は漢字に拘りを持つ。耳から聞くときは意味がないのに、味爽、伽藍、玻璃。
ガラスを玻璃と書いたのは、北原白秋の「邪宗門」だったろうか。
昨日、風をあつめて翔けてほしかった、夏の味スタ。すかすかの観客席では風をあつめることができない。ソシオの人数も来ないなんて。葉書が来たり、メールが来たり、集客に苦労していたのはわかっていたのに、頼りにならないソシオなんて。
それでも言いたいことはある。日程はどうだったのか。平日の月末は誰だって厳しい。
そして、対戦相手が悪くはないが地味で、春先のサッカーへの飢えとクラブへの期待が高まる頃にならいいが、この時期ならもう少しネームバリューのあるチームやある程度知られている選手がいるクラブを呼んだ方がいいのではないか。
オリンピアだけでは集客が厳しいと見て、アマラオ企画を入れたのだろうが、それも不発。
サイン入り写真&握手会にはわずかに60~80人くらいだったと聞く。アマラオに対しても申し訳ない。時期を完全に逸してしまった。
日頃からスタッフ皆が頑張っているとわかっているから、残念で仕方がない。
まぁ、こうしたことも今後の糧にしていきたいものだね。