渋い輝きを放った左の二人。
この二人の冷静な判断に救われた場面も。そして相性良さそうでは?
エメは痛んで交替したが、どうしただろう。大したことがないといいが。
「ナイスミドル」の声がかかったフジと試合後、吃驚するくらい疲れた顔をしていたモニ。
モニの場合、普通でああなんじゃないかと思うようになった。平気な顔をしていたら、働いていないと。
わたしたちはもう誰かの不在を嘆くことはないかもしれない。
この賢く勇敢な若いプレイヤーがクラブとサポーターが失いかけ、必死に守ろうと足掻いていたものを取り戻してくれる。
人が変わっても目指すサッカーは同じということをしっかり見せた。
ジュビロは名波さんが90分出られたら、違った結果になったかもしれない。東京は猟犬のような新人が90分出られたことが大きかった。
その猟犬を走らせた周囲の働きも。
試合後のゴール裏のサポーターと赤嶺。
1点目はボールが赤嶺の両足の間に入って、じたばたしている間に入った。記憶にないというのも無理は無い。2点目はカボレの粘りから生まれた。
これだけの人間を熱狂させる仕事はそうそう無い。
城福東京の歌は2点差以上で勝ったら披露されるということだったので、期待していた。あまりの喜びにすっとんだと思ったが、歌っていたらしい。誰もが聞いたことのある楽しい歌。
それに引き換え、”東京の10番は梶山陽平” の方は・・・・。