ペーニャの人がフェアプレイフラッグ当番だった。
旗手のときの勝敗は重要だ。負け続けたときの旗手の人たちには水戸黄門の一昔前のテーマソングを歌ってあげよう!
バックスタンドは凄く暑かったのよ。で、前半はほとんど記憶に残っていない。集中力なんてわたしの脳内のどこを探してもなかった。どっちもどっちな展開だし。ハーフタイムに息も絶え絶えになってコンコースで休み、復活。
マリノスさんもいいんだか悪いんだかわからんチーム。うちと同じ。
ホーム味スタの芝はなんだか益々傍若無人の様相を呈しているし、相手側からサッカーやるようなところじゃないという非難を浴びても仕方がない。芋の苗でも植えとけ!!
そして結局のところ、それをいいことに
どっかんサッカーが炸裂して、100勝目を飾ったのだ。
このお方が入るとどっかんサッカーのスイッチオンで凄いことに・・。
でもそれがまた面白いんだもの・・。
こいつが来てやっぱり良かった~。
だって面白いんだもん。
コーナーでボールキープしているだけで、あんなに笑ってもらえるなんて、誰か芸人さんが真似してくれないかしら。
ごく一部にしか受けないネタシリーズ。
直径約23センチのボールがゴールめがけて飛んで行く時間は何秒くらいだっただろうか。
その美しい軌跡を目に焼き付けるには十分とは言えないくらいの短い一瞬の間に、わたしたちは祈りにも似た感覚を経験する。期待を膨らませて膨らませてそれでいながらぎゅっと押さえつけるかのような、強く願いながら期待に反した結果であっても決して落胆してはならないと言い聞かせている。
ボールは白い鳥か兎のように、それ自体が意志を持つかのように笑いながらゴールに入っていった。
感謝と解放。