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迷い道

後半だけなら勝っていた

あれ?以前も同じことを言ったことがあったような・・・どことの試合だったかな。
前半0-4 後半2-1

何度も足を運んでいるのに等々力からの帰り道はまともに帰れたことがない。人の流れに乗っていたはずだったのに、いつの間にかわたしたち親子だけになって、途方に暮れてみたり、武蔵小杉に出るはずが新丸子に着いてみたり。考えてみると常に行き当たりばったりで出たとこ勝負になっているからそういうことになる。これがまったく初めて行くところや人を当てにできないところなら、事前に調べて地図を持つか頭に入れていくだろう。なまじ分かった気でいることもあり、人の後についていけばそれほど間違いはないと思っている。結果オーライ。
人の後についていくと言ってもこれがまた色々で、だいぶ前のことになるが、川崎サポなら大丈夫と思ってついていくと本当に地元の人で、駅からどんどん離れてしまう。慌てて道を引き返し、今度はしっかり青赤な人々の後に従うと、妙にくねくねの道を通ったあげく一軒の赤提灯風の店に入ってしまう。仕方なくわたしも入ったが。
同行する場合は相手の意図や目的地を確かめないと、ただなんとなく一緒に歩いているから大丈夫ってなわけにはいかないものだ。ただ道を歩くのだってそうなのだ。ましてやfootballにおいてはなおさらのこと。

今日の試合はテレビで見ていたら辛かったと思う。結果については予想とそれほどかけ離れていたわけではないから、前回ほど落ち込んではいない。相手のボールホルダーにプレスがかからない、ボールを貰う動き、スペースを作る動きがない、フォローも少ない、全てに川崎と差があった。負けに不思議の負けなしだ。どんな結果になろうと最後まで声を出して応援することを自分に課していたおかげで、乗り切れた部分もある。
かつて一度だけブーイングを受けて呆然となっていた(わたしの記憶では何度かあったと思うが、彼が忘れられないようなブーイングは一度だったのだろう)アマラオが去ってから、ブーイングが茶飯事になってしまった東京。何が変わったのだろうか。選手が、サポーターが。
変えるべきを変え、変えざるべきは保持する。今大切なのはそういうこと。流れに任せるのではなく何を変え、何を変えてはいけないのかを認識する。
後半途中で帰ってしまった人もけっこう見かけたね。連休の最終日、雨の中来た人も色々な事情で来れなかった人も、スタッフの人もそして勿論選手も、みんな辛い思いをしているだろう。クラシコのバナーは今期はずっと貼っておくことにする。この試合を忘れないために。ここからやっていくしかない。誤魔化しようのない現実をしっかり見て、楽観も悲観もせずに、次の試合もやはり行く。


今日は肌寒く雨にも降られてしまいました。風邪を引かないように、明日からまたそれぞれ学校や会社があります。元気出して行きましょう。
by inadafctokyo | 2007-05-06 23:35 | FC東京


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