人気ブログランキング | 話題のタグを見る

本当?金子さん

ワールドサッカープラスというサイトをよく見る。目的はニュースよりコラム。W杯中は石川保昌さんのコラムが楽しみだったし、佐伯日菜子ちゃんのコラムからはクボタツ選手の愛すべき肖像を知ることができて、更新を心待ちにしていた。終わってしまって残念だ。個人サイトの方でこれからも横浜FCのことを伝えてください。

さて、その中で金子達仁さんの「まだ青い日本人選手のコメント」というコラムを目にして、違和感を払拭できなかったので、ここで触れることにした。

若い人の発言に思慮が欠けていたり、常識がなかったり、見識が足りなかったりするのはこれは当たり前と言っていいことではありますまいか?
おたくの会社でもそうでしょう?ええ、そうですとも、うちでも。
大切なお客さんの前で若い社員が呆気にとられるようなことを平気で発言し、「何言うんだ、コノヤロー」と胸の内で叫んでも、その場はにこやかに納めることなんて珍しくもないよね。

後で人生の先輩として、あるときは厳しくあるときは優しく指摘して、成長を促すのが正しい態度。

要するにサッカー選手はプロスポーツ選手だからってだけで、一般の日本人より優れた応対を求められているということなのだろうか。
そんなものは個人差の範囲です。若くても思慮深いちゃんとした発言ができる人もいるし(例えばうちの18番)、そういうことは苦手な選手もいる(例えばうちの・・・)。

そしてまたなぜわざわざラグビーなのか?それがわたしには不思議。
わたしはK大学やW大学のラグビー部の選手、OBと随分一緒にいたことがあるけれど、特別ラグビーをやっているからどうこうというようなことは感じたことがなかった。それよりも体育会系の良さというものは充分感じることはできた。大体は明るくいい奴らで人間としても信頼できた。それは野球部の学生さんもそうだった。言葉でいいこと言えるかどうかは全く別の話。

金子さんも、コラムの字数が足りなかったのかもしれないが、読者を納得させようと思ったら、もっと具体的な発言を引っ張ってこなければならない。ラグビー選手の、或いは海外のサッカー選手の。まあ、でも実際の話、心打たれるようなコメントもあれば、一方で頭をかしげるような、或いは思わず噴出すような話もあるのが当然なのだ。どんな世界でもね。

最初から話の方向を決めておいて、それに当てはめるだけのコラムを書くなんてやめてほしいな金子さん。
by inadafctokyo | 2007-02-11 22:16 | サッカー


<< 新聞休刊日 喜多方 大和川酒造店 >>