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移籍について考える

Jリーグ選手協会の1999年ワールドユース・ナイジェリア大会メンバーへのインタビューがいよいよ最終回を迎えた。最終回にはガンバ大阪の加地亮選手と播戸竜二選手の対談

このときのメンバーは本当に凄い選手が揃っていましたね。個人的には小笠原満男選手のインタビューが面白かった。意外にいい奴じゃん、けっこう好きかもって。プレイスタイルはともかく。
で、加地さんと播ちゃんの対談はさすが関西ノリ、関西語全開。加地くん、やっぱり東京にいた時はよそ行きだったんだね。活字からも生き生きした感じが読み取れるわ。
せっかく播ちゃんがボケてるのに加地くんが黙ってると、「突っ込んどいてや。寂しかったわあ」と即座に切り返すあたり二人の関係はとても良いと見た。

すっかり向こうの人なんだねと今さらながら感慨深く思う。

加地くんはセレッソ大阪→大分(当時J2)→FC東京→ガンバ大阪
播ちゃんはガンバ大阪→コンサドーレ札幌(J2)→ヴィッセル神戸→ガンバ大阪
と移籍している。そしてこの二人には共通する点があって、最初のチームが2年次が2年そして3つ目のチームは4年で移籍していることだ。加えて2つ目のチームはJ2。
おそらく、このパターンは多くの選手の経験するところなのではないかという気がする。そして必殺の出世パターンかな。
こういう経緯を経て移籍していく選手を悪く言うつもりはない。ありがとう、4年間頑張ってくれて、あなたはあなたのために頑張っていたのだろうけど、十分楽しませてもらいました。ありがとう、これからも頑張ってねって言うだけだ。

12年間在籍していたということは新人として入団して、チームの栄光の歴史とともに歩み、中心選手として活躍してきた。その選手が移籍するのはよくよくのことと思うが、やはりこれも原さんの言うタイミングだと思う。色々な要素が交じり合って、移籍という結論になった。家族のこと(お受験?)も大きかったかも知れないが、環境を変えたいという単純な理由が一番大きいのではないか。そう思うのも、会社のチームの人が「もう10年もいたし、いいだろうと思って」と言い残して移籍・・じゃなかった転職した。

磐田でたくさんカップは取ったし、やるべきことはもうやったかな、ここらで元気だけど間抜けなあの都会のチームでやってみるのも面白いかもしれないな、っていうそれくらいの感覚って悪くないかな。
福西さんが抜けたらそれをチャンスと捉える選手が必ずいて大きく成長するはずだ。磐田だもの。

それにしてもトルシエさんっておもろかったな。
by inadafctokyo | 2007-01-25 15:33 | サッカー


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