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神経症のサポーター

代表の試合は場違いなところに来ているような気がする度合いが年々ひどくなって、足が遠のいている。
多分いつもと違う人がいるのが落ち着かない気分にさせるのだろう。いつもと違う歌だったり、いつもと違う旗だったり、いつもと違うタイミングでのコールだったり・・・・。

東京の試合だったらどこのスタジアムでも平気で行ける。落ち着いて自信に溢れて。
今日は知人と一緒でなかったら、日産スタジアムの巨大な照明が見えてきたところで、くるりと踵を返してもと来た道を引き返していたかもしれない。

でもとにかくちゃんと椅子に腰を落ち着けて試合を観戦した。

バンちゃんを見て、いい選手になったなーと感心しながら、モニのケツを蹴って退場になった試合を思い出していた。

帰りは菊名で仲間と別れた。
一人で東横線に乗ると周りはいかにもウラワな人やいかにもヨコハマな人、いかにもイヌっぽい人に固められたように思えた。東京っぽい人はいない。つまりいい人そうな人はいない。

わたしは会社に行くバッグにも試合観戦に行くザックにもその辺に買い物に行く袋にも、なんらかのFC東京のグッズを付けている。皇族はひとりひとりにシンボルの印があるが、そのようなものだ。悠仁親王は高野槇、わたしは青と赤のマーク。
付け替えたりしなくてすむように、なんにでも付けている。

東横線の車中で隣に座った男女が目ざとくそれに気付き、ひそひそと言葉を交わしているのを聞き逃さなかった。

エフシーだ。
いても不思議はないけどね。


わたしはその女の耳たぶをぎゅっと掴んで引っ張り、よく聞こえるように言ってやった。
「それどういうことですか!」


太字は妄想。残念ながら。

渋谷に着いて井の頭線に乗り換えると心から安堵した。
アウェイは怖い・・・。
いや、今日はたしかアウェイではないが。
by inadafctokyo | 2006-10-05 00:28 | サッカー


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