人間ガーロ。
tokyo-boys12さんのこのエントリを読んで、くすくす笑ってそしてしんみりしました。
その当惑ぶりに共感できたので、妙に可笑しかったのです。
わたしもガーロさんは好きではなかった。
東京に関わる人はできれば嫌いにはなりたくない。だから当然、いつでも誰にでも点数は甘くなっているはず。
良いところを見るようにしている。
まじめで敬虔で融通が利かない。
それが欠点とは、そこが好きでないとは言いづらいやね。
「まぁちょっと辟易してるんだ、でもよくやってくれますよ、ええ、うちの監督はね。」
いずれそんな風に言える日が来ればいいなぁと思っていました。
フロントだって、ガーロさんとサポーターとの溝を埋めようと、ファンクラブ通信でガーロさんの人となりを紹介していた。
とても印象に残る応答があります。
1日だけ他人になれるとしたら、誰になりたい?それはなぜ?
「ジョージ・ブッシュになって、世界中の恵まれない国や平和のためにお金を遣いたい」
真面目で心打たれる考えですが、やっぱりずれてるな。
世界の貧困や紛争の解決のためにはブッシュじゃダメでしょ。
それはともかく、ガーロさんにチャンスを与えてもらった選手は感謝しているでしょう。悪いことばかりでもなかった。
新聞記者のカメラに顔を隠したあなた。選手時代にルーカスのような挫折を味わうことはなかったのでしょうか。39歳のあなたにはかなり受け入れがたい結果だったでしょう。
でも人生はまだまだこれから。お互いに今回のことを今後に活かしていきましょう。
ガーロさん、お元気で