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原監督を送るファンの集い

天気はいいけど、風は冷たかった味の素スタジアム。
原さんはずっとスーツで通しましたが、寒かったのではないでしょうか。

入場の際に「原監督から選手へのメッセージ」(A2大)が配られた。(開始ぎりぎりの人にはなかったそうだ。)
ひとりひとりの選手への目配り・気配りが行き届いたことばの数々。
本当に暖かくて大らかな人だなぁと。

愛媛の時とは違って、さすがに大人でプロの原さんは切り替えていました。
わたしの方は大人げない素人で、もやもやしていました。




原さんの挨拶に続いて、選手たちが登場し原さんに送る言葉を言い、原さんがそれに応える。
しかし全員というわけではなく、1人、2人とばらばら登場するし、自主的に練習後足を運んでくれたのかもしれないが、もう少しなんとかならないものか。

フミさんはきっと泣くなと思っていたら、やはり言葉を詰まらせていた。「原監督の顔を見ると涙が・・・」と言ってあっちを向いて何か言おうとするが、結局言葉にならない。
若い選手やサポーターにはわからない感情があるのだ。苦しいとき楽しいとき二人の間には気持ちの通じ合うものがあったのだろう。フミさん、来年もよろしくお願いします。
ちょっとしんみりしたのはここ位で、「今日は明るくね。」と原さんが望んだとおり、笑いが度々起こる会だった。

いつもと変わらぬ原トークは楽しくて、洋一は成長が遅いからまだまだこれから。とか、GKは変わった人が多い、大志は人が良すぎ、とか。
土肥ちゃんは「原さんがどこかの監督になったら、呼んでください。」と発言して、サポーターの度肝を抜いた。「えーーーー」とエーイングが一斉に起こる。
でも本当に原さんがどこかの監督になったら、何人も行きそうだ。
「あんまり応援してもらったから、すぐには他の色のチームには行けない」ともおっしゃっていたが。
また「今年調子が悪かったとき、ダメかなと思ったときもあったけれど、最後までやらせてもらえたのは、サポーターのみなさんのおかげ。みなさんがあの時、応援してくれなければ、今ここに居なかった。」という感謝の言葉には、しみじみ良かったなと思った。

東京を去る選手、コバ、サコも来てくれた。サポーターからひときわ大きな拍手が送られた。
サコは人間的にすばらしいものがあるから、そういったことを生かしていくことになるだろうと原さんは言っていた。
フジには「背が小さくても、サッカーが下手でもやっていけるということを若い選手に見せてくれた。」
宮沢が登場するとゴール裏から大きな歓声が。宮ちゃんがそれにおどけた仕草で応えると、「その明るさだよ。(それをいつも忘れるな)」と原さんから声が。

原さんは明るく楽しくサッカーをやってほしいと思っている。勿論そんな時ばかりではないことは百もわかっているが、プロである以上、痛いの苦しいの辛いのとは言うな、悟らせるな。それが原さんの考え方。

原さんには、なんと言おうと考えていたが、やはりこう言うのが一番だと思う。

ありがとうございました。
by inadafctokyo | 2005-12-19 00:01 | FC東京


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