天皇杯の決勝戦に出場するときはもっと色々準備をしたかったけれど、結局のところ、掃除はあるし、おせち料理も作らないといけないし、ゲーフラとか被り物とか、まったく手付かずだ。
チケットが初めて無駄にならなかった。
元日は何か予定ある?って聞かれたら、決勝があるの!って答える。
このクラブにとっての初めての元日の決勝進出。
どんな一日になるのだろう。
選手はおそらく、緊張で浮き足立つなんてことはないだろう。ほどほどの緊張の中で冷静に、そう、クマが望んだように生き生きと楽しんでくれるに違いないと思う。
わたしたちファン、サポーターはいつもどおり、貪欲に目いっぱい楽しんで、選手と一体となって応援を繰り広げるだろう。
目を輝かしながらわたしたちにカメラを向けるプレスの人たちが目に見える。
奇しくもJ2のチーム同士の対戦となった。東京は京都と今年2度対戦して2度とも勝っている。しかし、そんなことはなんの担保にもならないことはよくわかっている。
準々決勝くらいまでは勢いや運でも出てこれるが、決勝まではそれだけでは無理だ。
京都もわたしたちと同じように、この1年で苦労しながら大事なものを掴んできたであろうということは、わたしたちが一番よく知っている。
あらゆる面で強いほうが勝つ、それだけだ。
そのあらゆる面の中にはわたしたちの力も入っている。
国立に来たくても来れないファンやサポーターもいる。
今日の国立のピッチに立ちたくても立てない選手もいる。
その誰もが喜びに震えるような結末を用意しよう。
では、みなさん、風邪をひかないように、準備をお願いします。
明大前あたりで最強ハードコアサポとして知られる(?)うちの子が準決勝から参戦しているので、京都対策はばっちり!!(笑)