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昔の恋人のラブレターよりいいもの

チェーホフは1901年(だったかな)に結婚して3年後に亡くなってしまうのだが、その短い間に妻のオリガとの間に400通もの手紙が行き来した。

なんで夫婦なのにって?

チェーホフは結核を患っていて、ヤルタ(あのヤルタだよ!)で療養していたし、奥さんのオリガは女優だったのでモスクワで舞台に立っていた。モスクワ芸術劇場のスターだったからね。

当時のヤルタとモスクワのことだから、手紙を出しても届くまで時間がかかる。1週間は優にかかっていた。ところが奥さんは手紙を出して、2,3日で”どうして返事をくれないの?”なんて手紙をせっかちに送っていたという話がある。

待ち望んだ互いの手紙が届いたときはさぞかし嬉しかったことだろう。

うちにもやってくる。水色の封筒。思っているよりずっと頻繁に送られてくる。
メールボックスに水色の封筒が入っていると、どんな暗い夜もその瞬間周囲が明るくなる気がする。
わたしのことを忘れずにいてくれたのね。
いいの、たとえその中身がただの訂正や修正であったとしても。

今日はナビスコ準々決勝のチケット優先販売のお知らせだった。
ありがとう!実質値上げだなんて文句言わないわ。
水色の封筒を受け取れる方が嬉しいもの。

そうだ、決勝に進出したら、またチケット争奪戦に巻き込まれるかもしれないから、SOCIOでない人は今からでも後半のシーズンチケットを買ったほうがいいのではないか。ぜひお買いなさい。

いやもうほんと、若い頃にラブレター貰ったことはあるけれど、それより嬉しいわ、水色の封筒。
もう一回言うけど、中身がどんなにつまらなくてもね。
あの水色がわたしの精神に喚起するものの大きさと言ったら!
区民税の納付書なんかもあの封筒に入っていたら、きっと嬉しくなってしまうのだろう。

それはそうと、せっかく調布に税金払う気満々だったのに、わたしが転居したのは1月中旬で、住民税は1月1日に居住していたところに払わないといけないんですって。そんなのあり!?絶対おかしい。杉並なんかに払いたくない。東京の株主の自治体に税金を払いたいのに。

なんだか話が全然まとまらない方向に行きつつあるので、今日はこんなところで。
名古屋も行くわよ。
by inadafctokyo | 2009-06-22 23:54 | FC東京


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