いやNHKの「スポーツ大陸」長友でしたね。
さすがNHK、FC東京マニアのわたしが見てもなんとなく客観的になれる作りでしたよ。
千葉戦やガンバ戦、なんで負けた試合ばっかり取り上げるのよ、にくたらしいわNHKと思ったら、何度もガンバ戦をDVDで見返す長友。
わたしたちはきれいさっぱりとは行かないまでも、さっさと忘れて酒に流して無理やり前向いたりするわけですが、嫌なことから目を背けていてはいられないのがプロですね。
苦しいことを乗り越えれば成長できる。長友もやはりそう言っていました。
熱血!井上先生と長友母が印象的です。
井上先生は今も中学生にサッカーを教えています。こどもたちは成長し、やがて巣立っていきます。
井上先生は倦まず弛まず、また新しいこどもたちを迎えます。
低空飛行を続けるFC東京を心配したのか、井上先生が長友にメールを送ってきます。
今年も長友が居た頃と変わらずに中学生のこどもたちとサッカーに熱く取り組んでいるということと、FC東京はいいサッカーをしているのだから、必ず結果は出るということを伝えるために。
自分の技術を過信して好き勝手にサッカーをやっていた中学生時代の長友に、チームのために走るということと、サッカーは心、気持ちが大切と教えた井上先生からのメールは長友が迷い込んだ霧を払うものになったようです。
長友母は女手一つで三人のお子さんを育てているのですが(今も長友の弟がいますから、育て上げたとはまだ言えません)、苦労を感じさせない明るい人です。
弟さんは近くで進学、就職してほしいなといらぬおせっかいな心配をしました。
京都で娘に会って、別れて帰ってくるのがあまりにも切なくて。
それにしても「エフトー」ですか・・・先生。