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運営部 小林さんの呼びかけに応えて

4月15日のクラブスタッフ日記で小林さんが2016年のオリンピック・パラリンピック招致活動への協力を呼びかけていました。

みなさんはオリンピックについては、どのように考えていらっしゃるのでしょう。
招致賛成が70%と聞いて、意外に多いと思いました。周囲では話題に上ることがないのです。
厳しい経済情勢にそれどころではないと言った雰囲気もあります。逆にだからこそ明るい話題をというのもわかる気がします。

前の東京オリンピックの時小学生だったわたしにとって、オリンピックは「世の中が変わった」という驚きの連続です。道も建物も新しくきれいに大きくなり、東京は本当の都会へと変貌を遂げていきます。
初めて見る代々木の競技場は平凡な小学生が想像したこともない姿形をしていました。

そして霞ヶ丘競技場の席に座って、開会式を見たのですが、どんな感想を持ったか覚えてはいません。
ただわたしのすぐ横をトーチを掲げた坂井さんが着実に階段を駆け上っていったことだけは、はっきりと記憶に残っています。あのお世辞にも歩きやすいとは思えない階段を。

本物のアスリートを目にするのも初めてでした。目の前を走り抜けていったアベベ、盛り上がった光る筋肉を誇らしげに見せつける陸上の選手、目がくらみそうなほど背の高い選手。
選手村が近くだったこともあり外国人を見るたびに選手か?と興奮していました。

あのオリンピックはスポーツというものを非常にわかりやすく見事に表してくれました。
スポーツクラブやジムが一般的になってくるのも、それ以降のことです。

何を残すのかが重要だとするなら、前回ほどのインパクトは望めないのではないでしょうか。
わたしたちはもう既に多くのものを持っていますし、たくさんのことを経験しています。
あの頃の初心な日本人ではありません。

それでもきっと心が震えるような体験があり、一生忘れられない思い出ができ、何かのきっかけになることも確かです。
この招致活動を通して、FC東京が認知してもらえるのなら協力するにやぶさかではありません。

実のところ、今まで無関心でいたのは石原都知事が前面に立っていたからです。
都知事選の度に、対立候補の側で戦ってきたわたしにとっては仇敵。

なるべく石原さんの方を見ないようにしていましょう。

18日のキックオフ前にオリンピック招致のイベントがあり、聖火台に灯火するそうです。
鈴木大地さんが灯火式を行うことになっていますが、せっかくなら東京オリンピックに出た人にしたら良いのにと思います。重量挙げの三宅さんや体操の選手、女子バレーの人。まだお元気だと思いますけどね。
by inadafctokyo | 2009-04-17 01:05 | FC東京


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