ネット上でも非常に良く撮れた野川の夜桜の写真があちこちでアップされているので、ぜひそちらをご覧になっていただきたいと思います。
デジカメを忘れ、フィルムカメラで撮ったので、そこそこでした。
実際に観た感激はことばではなかなか言い表せないものです。
暗い背景、水に映った花、昼間の桜よりもなおいっそう美しく感じられます。
照明のお陰で桜が立体的に見えました。
さすがに照明の会社が手がけているだけあって、一本一本の桜がどうしたらより美しく見えるかという工夫が見られます。
ライトの位置、角度、光量、計算し尽されています。月も宴に酔っているようです。
たった一本の桜から始まったライティングが今ではたくさんの人たちが毎年楽しみにしているイベントになりました。
遊歩道では立ち止まれませんが、これ以上のお花見はちょっと他にないかもしれません。樹齢を重ねた大きな桜の木が両手を広げたように枝を伸ばし、盛んに花を咲かせている様子には自然の生命力や、ゆったりとした時の流れを感じます。
遊歩道の脇の団地の庭で行き過ぎる人たちを眺めながらささやかな酒宴となりました。
酒は純米吟醸生酒「花垣」 福井県 南部酒造場 ふくよかで初々しさのあるお酒でした。