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意見交換会「FC東京2015VISION振り返りと次のビジョンに向けて」

2014年12月10日 調布グリーンホール
この意見交換会に向けて、アンケートに答えることによって改めてクラブのビジョンを確認し、評価する機会をもった人も多かったと思うのですが、折角の機会ですので自分としてはもっと一つ一つ検討をすれば良かったし、ここに参加する権利のないしかし東京のファンである人たちの意見も聞ければ良かったかなと考えながら社長の話を聞いていました。

2015VISIONについて、出来たこと出来なかったことについてはそのうちホームページで発表されるでしょうし、私たちの感じていることとそれほどズレはないだろうと思います。
ビジョンについてはこちらを
予めアンケートによって示されたソシオの意見を紹介し、それについて社長が感想や現状認識、クラブの見解を話していき、のち質問に答えるという形で進められましたが、私にとって印象に残ったいくつかを紹介したいと思います。
またこの投稿は私のメモと記憶による感想ですので、全てが社長の発言ということではありません。

1.トップチームに常に選手を輩出する育成体制の確立
これは1試合とはいえ、アカデミー出身の選手が5人出場したことをクラブもファンも今期の一つの達成として考えていると言えるでしょう。
またアカデミーから直接ではないものの武藤選手の活躍はFC東京の名をしらしめるものとなりました。もっとも慶応大学の名の方が上がったのかもしれませんが。
U-12の設立を望む声がありましたが、社長からの言及はありませんでした。

2.Jリーグで常に優勝争いができるクラブづくり
残念ながら、これはまったくと言っていいほど達成されていません。
しかしいつもと変わらぬ中位力などと言われることについてはファンの気持も理解しながら、これまでは夏に弱かったチームが中断期間後は14戦負けなしであった点を評価したいと言われました。
その中断期間後マッシモは選手の話をよく聞くようになり、それにより選手の戦術理解も進んだのだと言うことです。
またセカンドチームの設立を明言されました。強化という点で期待できるではないでしょうか。

3.満員のスタジアム、魅力的なスタジアムの実現
1試合平均3万人の来場者数という目標は達成されませんでした。今期で言えば4/19セレッソ、8/23レッズ、11/22アルビレックス、12/6マリノスとの試合が3万人を超えただけでした。
W杯効果もほぼなし。しかし対戦相手の動員も軒並みダウンするなかで、年間来場者数で昨シーズンを上回った点は評価できるのではないでしょうか。スポボラとして試合に携わって実感するのはビジネススタッフの頑張りと各スポンサー企業の集客への貢献です。

スタジアムのワンダーランド化の一環で行われている青赤横丁を更に楽しむためにホームとアウェイを入れ替える案については、記者席とペア席を入れ替えるのに莫大な費用がかかることから無理と判断しているとの報告がありました。

4.「応援」「支援」していただけるファン・サポーターの拡大
数字的な目標が達成されているかどうかは聞き漏らしました。ソシオでなくてもサポートメンバーに入っている人は増えている印象です。

5.サッカーを中心としたスポーツの普及・振興及び地域コミュニティの活性化への貢献
都内20箇所でのスクール開校(スタッフ派遣も含めて)、指定管理業務、スタジアム周辺各地域でのイベント参加によって着実に地域に貢献し、またファンの拡大にも繋がっていると感じています。

6.FC東京ブランド価値の向上
ソシオの皆さんからは、やはり23区での露出、知名度を高め東京のクラブとしての地位を更に強固なものにしてほしいと言う要望が多いようでした。
それに対して、クラブはその点が不足していると認識しているものの、敢えて株主自治体を中心として営業を行ってきたということです。人が限られている以上効果を充分に見込めないところに注力は出来なかったということ。
今後、東京駅や羽田など10箇所に情報発信基地を設置していくことを引き続き課題と位置づけています。現在京王線には大変協力していいただいているのですが、都営線にはニュースを置くまでは至っていません。
ホームタウンで他地域のクラブのポスターなどを見かけるとあまりいい気持ちはしませんが、東京がよそのクラブのホームタウンに出る時は予め話を通しているのですが、他クラブは知らん顔のことが多いそうです。(レッズを起用した某会社のポスターやジェフのポスターの東京駅への掲示の件など)そうした事例を見かけた場合は教えて欲しいとのことでした。
商店街で見かけるフラッグは現在6千本程度掲出されているそうです。

またファンからの要望も多い、東京ドロンパの認知度向上と人気向上に向けた施策についてはドロンパの所属の関係もあり、いつでもどこでもとはいかないようです。要するにお金がかかるので戦略的な判断が必要ということですね。FC東京専属のマスコットであることは確かなことですが、版権?マネージメント権?を持っているのは別なんでしょうね。
「東京ドロンパプロデュース」はかなりな予算をつけた企画だったわけです。
笹幡商店街(実家の近く!)は費用ももって呼んでくれていたって知りませんでした。
ジバニャンとの共演が叶わなかったのは向こう側の事情だそうです。キャラクターには細かい決まり事があるんですね~。

7.更なる「総合スポーツクラブ」化へ向けた次のステップへの移行
ファンの間にももっと進めてほしいという意見もあれば、それよりもサッカーに力を注いでほしいという意見もあります。
ただ、Jリーグ人気が落ち着いた現状、首都東京の特徴から考えて、サッカー以外のスポーツとの連携や個人スポーツの選手への支援なども視野に入れていく方がFC東京の名前が広く知られていくことにもつながるのではないでしょうか。
例えば新潟ではスノーボードの選手が所属し、オリンピックに出場しています。
藤森由香選手
女子サッカーチームの創設も待たれるのですが、はっきりとした方針は示されませんでした。

総じて、守りに入ったとまでは思わないものの外へ外へというよりはまず足元を固めようとしてきた印象です。

社長から選手たちへは宿題が出されたそうです。
14戦負けなしだった理由、そして継続すべきこと。その後失速した原因。それぞれ個人とチームについて考え、文章としてまとめ、始動日に監督に提出すること。
大変興味深いのですが、私たちの目に触れることはないのでしょう。来シーズン後にでもその成果を発表してほしいものです。
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by inadafctokyo | 2014-12-14 13:31 | FC東京