宮城県の生産者を訪ねて 1日目

c0068891_6242092.jpg大地を守る会の宮城県の生産者を訪ねる旅。
23日朝に東京を東北新幹線で仙台へ。仙台から東北本線に乗り換えるところで信号機故障のために大幅にダイヤに遅れが。
なんとか約束の時間までに塩釜に到着。

c0068891_6244288.jpg遠藤蒲鉾店さん。大地がまだよちよち歩きだった頃からのお付き合いです。
普通加工品メーカーは一般品と無添加の商品と両方を生産しているところが多いのですが、遠藤さんは無添加でしかも大地基準の商品しかありません。

塩釜にはかつて蒲鉾屋さんが70軒以上ありました。現在は20何軒に減っています。
200海里以後、すり身の原料価格が上がり廃業するところが増えました。練り物は安く買い叩かれやすい商品という側面があります。


c0068891_6245848.jpgこの大きな石釜3台で朝3時から練り物の生産をしています。
温度が重要です。一定の温度を上回らないように気を配って作られます。15度だったかなぁ。
必要以上に造り置きすることはないので、午前中で作業は終了します。

c0068891_6252712.jpgこの状態ですり身を仕入れます。季節季節でさまざまな小魚が入ったすり身になります。国内の信頼できる業者さんから仕入れています。
商品のパッケージに無添加と表示されていても、この素になるすり身に添加物が入っていることがあるのですが、表示義務はありません。

c0068891_626325.jpg笹かまぼこのラインの前で話す遠藤さん。
家族4人とパートさんでやっています。蒲鉾作りは人に任せない、だから偽造をして社員やパートに責任を擦り付けることはできませんよ!こだわりのない所には商品は出しません、と熱く語ります。

c0068891_6262113.jpg塩釜は今でも練り物の生産量が日本一です。
ということは揚げ油をたくさん使うということで、その廃油をどうするか。
次の見学先は廃油リサイクル工場。

c0068891_6264660.jpg廃油は通常飼料などにも使われますが、積極的に環境に貢献したいという考えでバイオディーゼル燃料のプラントができました。


c0068891_627362.jpg廃油は市内の業者からリッター10円で買い取っています。
「SBDF」(バイオディーゼル燃料)は植物油が原料なので、二酸化炭素排出量がゼロ、軽油の代わりに使用できます。ガソリン税がかからないので安く提供できます。

c0068891_6271961.jpgディーゼル車を改良することなく使用できますが、タンク内の汚れを落とすためにフィルターが詰まることがあります。
工場は週のうち6日、フル稼働している状態です。

左から右へと処理工程を経てSBDFになります。

c0068891_6273723.jpg本日3つめの訪問先。
追尾集光士気太陽エネルギー利用システムの実験を行っているJAXAの施設です。
太陽の光を感知して2枚のパネルが動くことで効率良く発電をさせようというシステムです。
中央のとんがった部分が太陽光を感知します。
もうじき実用化されるということです。

c0068891_6275398.jpg蕪栗沼に鳥観察に向かいましたが、時間が遅くなりこの状態。
翌朝を楽しみにすることにしました。

c0068891_628138.jpg夜は「なまずの学校」の三塚さんによる田んぼと生態系維持のおはなし。
詳しくは二日目に。

c0068891_6283474.jpg生産者の差し入れのぶどうです。
色も味もさまざまな種類がありました。
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by inadafctokyo | 2007-11-26 07:21 | 大地を守る会


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