悲しみの記憶

えと、試合後ずっとアップしてなかったのはがっかりし過ぎたからかって、まあそういう面もあるし、出かけていたからでもあるし。
東京の試合で負けて泣いたのは、初めて。
悔しいのではなくて、ただただ悲しくて。人目をはばからず泣いた。

こういう説明のつかない悲しさはいつ以来だったろうか。
ずっとずっと昔、夏休みになると必ず1週間くらい遊びに行っていた土地があって、世話になっていた家の周囲はのどかな田園地帯。楽しみと言えば鶏の卵を拾うこと。そして鷺を追いかけること。そっと足を忍ばせて近づくのに、鷺は一定の距離まで近づくと飛び立って少し離れた地点に降り立つ。こどものわたしはまたゆっくりそうっと近づいていく。
いくらでも見られた鷺の姿が何年か経つうちに次第に数が減っていって、ある日新聞で、かわいそうな鷺に関する記事を見た。
死体で見つかった鷺の嘴は丸く磨り減っていて、田んぼに農薬を撒いたために鷺の餌がいなくなり、鷺は嘴が磨り減るほど探して探して・・・・。
その記事を見て、わたしは親が心配するほど泣き疲れるほど泣いた。
そんなことを突然数十年ぶりに思い出した雨のスタジアム。

その後はリブリに寄ってうだうだしていた。
何があっても人は今日も明日も生きていかないといけない。自分の何かをすり減らして、探して探し求めて。
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by inadafctokyo | 2007-07-16 16:26 | FC東京


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