開幕戦ゲストは元フォークの神さま

岡林信康って戦国の武将ですか?なんて言っちゃダメですよ。ヒラヤマくん!

c0068891_17485741.jpgそう来たか! オカバヤシね! 吃驚・・・

若いみなさんはご存知ないでしょうね。60年代終わりから70年代にかけて“フォークの神さま”と呼ばれた歌手。

「わたしたちの望むものは」
社会のための私ではなく、私たちのための社会
与えられることではなく、奪い取ること
あなたを殺すことではなく、あなたと生きること
繰り返すことではなく、変わっていくこと
今ある不幸せにとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今飛び立つのだ


今になっても心からの叫びとして通用しませんか?

c0068891_17494636.jpgこのジャケット、なんとなくジョットが描くキリストっぽくないでしょうか。
ギターを弾く男性(岡林)の影に注目してください。
岡林信康は牧師の息子に生まれ、生活の中にキリスト教の信仰がありました。そこから逃れるためにギターを手に歌いだしたと言っても間違いではありません。
同志社大学の神学科在学中に山谷のドヤ街-と言っても若い人たちには通じないかもしれませんが、日雇い労働者が仕事を探したり、日払いで泊まれる安い宿(大抵が相部屋)がある地域。--に泊り込んで、その体験が初期の歌に投影されています。
高度経済成長を間近に控え、しかしそこから落ちこぼれることが確実な人間を歌いました。

しかし学生運動が大きくうねりを見せる中、岡林は反戦フォークの旗手であることも神であることからも降りて、生まれ育った岐阜そして京都に引っ込み農作業に汗を流す日々を送ります。
そして1975年から再びギターを手に歌い始めます。今度は本当に自由を手に入れたように、
戸惑いをあらわにするかつての支持者の期待をはぐらかすように、歌いたい歌を歌います。復活の歌は演歌といってもいい歌でした。それから長い年月を生き続け、歌い続け、今、彼の歌を人がなんと言うのか知りません。「岡林信康の歌」でいいのではないでしょうか。
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by inadafctokyo | 2007-02-27 17:52 | FC東京


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