こどもたちへ

夏休みということもあって国立にたくさんのこどもたちが観戦に来ていた。
きみたちはこれからスタジアムでたくさんのことを学ぶ。一番は辛抱や忍耐だ。
どんなにシュートを外しまくっても、呆気にとられるようなパスミスを連発しても、そんなことでがっかりしたり怒ったりしていはいけない。いや、がっかりしたり怒ったりするのは構わない。
周りの大人を注意深く見てごらん、頭に両手を当てたり、唸ったり、ぶつくさ言ったり、きみたちが真似をしたらおかあさんに睨まれるような言葉を発したりしている。
きみたちはスタジアムに来るたびに観戦態度についても学ぶだろう。どのパターンを選んでもいい。目にするものはみな腐そうが大抵のことは大目にみようが、結局はおなじこと、また試合毎に引き寄せられてくるわけだ。
貴重な休みの日の過ごし方としてどうなんだろうという疑問が芽生えるのはずっと後のことだし、そういう疑いの声が頭に響く頃にはクラブにしっかりと縛り付けられていて、その声に真摯に耳を傾けるなんて出来ないに違いない。

いまのところ東京がきみたちにとって、かっこよくて魅力的でスタジアムで過ごすことが極上の経験であってくれることを願う。きみたちの笑顔が溢れるスタジアムはとても素敵だから。
次の試合は必ず勝つからね。懲りずに来て下さい。(ああ、こんなこと言っちゃって、裏切ることにならなきゃいいな。)
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by inadafctokyo | 2006-09-01 15:13 | FC東京


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