ねこの家

友人が我が家に寄ってくれたときのこと。
テーブルの下にひとつ、部屋の入口にひとつ、廊下にひとつ、からっぽのボストンやショルダーバッグなどが口を開けて3つも置いてあるのを見て妙な顔をした。

「なぁに?」

「あ、これはね小梅(ねこ)が入るの」

「え?」

「ねこってこういうところに入るの好きでしょ」

友人は”だから?”と口には出さずに目で問うていた。
返答に窮した。
だからと言ってただでさえ狭い家の中に2つも3つもバッグを転がしておくなんて、たしかに尋常ではない、ということにその時思い当たった。
わたしはそそくさと片付けたが、その場限りのことで、1日2日するとまたバッグや箱が出ている。
家族は誰も不思議に思わない。
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by inadafctokyo | 2006-06-05 22:38 | ネコ


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