大手町カフェにて”地球食セミナー”

c0068891_14194984.jpg3月31日の夜は大手町カフェの地球食セミナーへ。

竹村真一さんによる講演。
今、中国では農業用水・工業用水の過剰取水によって黄河の河口の砂漠化が深刻。
耕作不可能な土地が広がり、輸入が増加している。その量はカナダ1国分にも及ぶ。
全世界で13億頭の牛を飼っているが、牛を養うためにたくさんの飼料が必要で牛丼1杯分には2000リットルの水が使われている。

c0068891_14201421.jpg水田は米を作り、水を蓄え、生物を育む。
日本の水田と米作りについて、大和川酒造店の佐藤芳伸氏、自立した百姓のあり方を示す稲田稲作研究会(ジェイラップ)の伊藤俊彦氏、大地を守る会の戎谷徹也氏から提言。
年間通して稲田の田んぼをスクリーンで見られるようにしようというような案も。

c0068891_14202749.jpg福島県喜多方市の大和川酒造では、その土地の米と飯豊山の伏流水と昔ながらの酒造りの技と新しい発想で酒が醸されている。
「種蒔人」は大地を守る会オリジナル純米酒。
会場いっぱいにかぐわしい吟醸の香りが漂う。

c0068891_1420419.jpg本日のメニュー。
食材は全て大地を守る会のもの。調理は大地の直営和食店「山藤」による。
1.ふきのきんぴら--岩手県久慈市の天然ふき
2.山女の南蛮漬け--同市の天然山女
3.わけぎのぬた--埼玉県川越市・吉沢重造さん
4.トマト・ミニキュウリ--稲田稲作研究会。キュウリにつける蕗味噌も稲田のもの。

c0068891_1420545.jpg5.竹の子土佐煮--静岡県藤枝市・水車むら農園
6.大学芋--茨城県玉造町・堀田信宏さん
7.短角牛ローストビーフ--岩手県久慈市。放牧で山の草を食べ、飼料はすべて国産で育った健康な牛肉。
※朝採れサラダ--東京都小金井市・東京有機クラブ
8.穴子ちらし寿司--米は稲田稲作研究会
何も特別なものではない、誠実に作られた季節を感じることのできる素材を、丁寧に料理した献立の数々。
少し前まではどこの家庭でも当たり前に食卓に並んでいたもの。
考え方一つで今でもわたしたちはこういう食卓を作り出すことができる。
もっとも身近な食を地球規模で考えて、だからこそできるだけ近いところで採れるものを食べていく。
生活全般、不自然なものは選ばない、そうすることで生き物としての本能がもっと目覚めて、活力ある生を全うすることができるのではないだろうか。

大手町・丸の内では地域でできる環境対策として、空調の効率化、ビルの緑化に取り組んでいる。しかし今のところ一番効果のあったのはクール・ビズだったそうだ。
100万人と言われる昼間人口を抱えるこの街で、地球の未来・国のデザインに対する意識を変えていこうとする試みは注目に値する。
そしてこのきれいな空間で、生産者というしっかりと大地に足をつけて生きているコンテンツを持っている”大地を守る会”の泥臭さをいかにして生かしていくかも、重要だ。
”人と街と環境をつなぐ空間”大手町カフェでは今後も連続して、環境セミナーを開催する。
[PR]
by inadafctokyo | 2006-04-03 16:15 | 大地を守る会


<< そんなあなたは・・・ 成分解析 >>