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サヨナラの後で

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サッカーダイジェスト 1月3日号の93ページから原監督へのインタビュー記事「サヨナラの前に」があり、そのすぐ後に96ページからは「梶山陽平の突き抜けた日」。
シーズン途中でわたしは(原さんは梶山と心中する気だな)と思った。出来不出来の波が激しい梶山を使い続ける原さんに誰も文句を言わないのが不思議だったが、もとより連敗に継ぐ連敗でも文句は言わずに応援し続けたことだし、それくらい当然か。
「ジダンになれる。」原さんは以前そう言っていた。このインタビューでも「梶山はチームの中心になっていかなければならない。」と言っている。
本気で優勝を狙っていたら、その信念で梶山を使い続けるのがどうだったかどうか。でも他の誰に変えていれば良い結果が出たのかわからない。

そうだ、一昨年梶山をサイドで使ったときあまりにも良くなくて、試合後の記者会見でそこを突っ込まれた原さんは・・・
記者「梶山をサイドで使ったのは失敗だったんじゃ」
原 「じゃー、誰を使えばいいんだよ!」
と珍しく原さんが切れたという逸話。
けが人が多くてその時もやりくりが大変だったんですね。昨期も今野をサイドバックで使ったり、んんん?と思う点もありましたが。
馬場憂太にしても梶山にしても原さんは未来を見ていた。若い選手の可能性を伸ばしていくことに無上の喜びを感じる人ですね。

ヴェルディ・ユースの柴田監督(元FC東京ユースの監督)が、今野に馬場や梶山の技術があったら大変なことになると言っている。だが、今野に馬場や梶山の技術を付けさせることはできない。だから優れた技術を持つ選手が今野のようなメンタルを備えられるように、今指導していると。
結局、原さんもそれを狙っていたのだな。
憂太、陽平、自分の限界をもっともっと上げて、壁なんて次々乗り越えて強くなってね。原さんはずっと見ていてくれるよ。
by inadafctokyo | 2006-01-07 08:54 | FC東京


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