今日、仕事を早く終えて外苑前で行われている「FC東京切り絵絵画展」に行ってきました。
twitterでもお馴染みの14yasuさん:岩井さんが趣味で書きためた切り絵の個展です。
ブログでも評判ですが、実際に見るとずっと繊細でしかも迫力があって見飽きません。
デザイナーのお仕事の合間に東京を初めとしてサッカー関係の選手の肖像を切り絵で表現したわけですが、その表現方法による制限がかえって創造性に力を与えたようなのです。
岩井さんがサッカーというもの、また東京の選手をよく理解しているからこそ、顔が似ているかどうかではなくて、佇まいや動きだけで誰か解るという作品になっています。
その作品を見ていると春からの私たちのクラブの苦闘が蘇ります。
みんな何を思ってここまで来たのだろう。
なんて長いようで短い月日だったのだろう。
私たちのクラブは弱さも露呈したかもしれないが、どこにもない良いところもはっきりしたと思う。
一番大変な思いをしているのは選手やスタッフなので、私たちの立場であまりにも狼狽えるのは不遜とさえ思う。
つらいのはお互い様だがちゃんと仕事をして泣き言を言わず、しっかり闘おう。
そんなことを確認した展覧会だった。
口下手で何を考えているか分からない梶山や同じように分からないけれど、かわいく爽やかなむっくんや、お洒落な北斗がいる。そして今年を反映してか相太は必死の形相で戦っているのだ。
それを見ていると岩井さんの思いも不器用な相太の思いも伝わってくる。
負けないぞ、わたしは負けないぞって思った作品展だった。
あなたも是非いらしてください。
外苑前リスティ青山
ヤスさんのブログは http://ameblo.jp/14yasuiwai/
近くに落ち着いたいい居酒屋があった。
お付き合いいただいて楽しかった。