ファーストキャビンに泊まってみた

今回の京都旅行では、気になっていた「ファーストキャビン」を利用してみた。
大阪でオープンする時にテレビで取り上げられて、まだ若い女性の社長がクローズアップされていた。
飛行機のファーストクラスのようなイメージで、カプセルホテルやビジネスホテルより快適。
大阪に続いて京都にオープンしたと聞いて、一度利用したかった。

ネットで簡単に予約でき、時期によっては割引もある。
ファーストクラスは4,800円~5,500円、ビジネスクラスは4,500円。
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ファーストクラスの部屋。シングルより広めのベッド、LAN設備があり、32インチのテレビが壁に取り付けてある。タオルも館内着も歯ブラシも準備されている。
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こんな感じでキャビンが並んでいる。簡易宿泊所という扱いなので、アコーデオンカーテンがドア代わりで鍵はかからない。ベッドの下が暗証番号でロックできる引き出しになっている。男性と女性はフロアが分かれており、フロアに入るにはカードキーかおさいふケータイにダウンロードしたキーが必要だ。
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各フロアに2箇所のパウダールームがあり、まだオープンしたばかりなので当然だが非常にきれいに保たれている。ドライヤーも温泉旅館にあるようなちゃちなものではなく、たっぷりとした風が出る。クレンジング料、洗顔料、化粧水、乳液は資生堂。
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こちらはシャワールーム。床はじめじめしない材質で、清潔感のある設備。シャワーブースだけでなく、バスタブのあるゆったりとした浴室も1つあり、のびのび手足が伸ばせる。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはクラシエ。

京都の場合、3,4階が男性、5階が女性。4階にフロント、ロビー、シャワールーム、コインランドリー、自動販売機がある。

基礎化粧品もシャンプー類も備え付けのもので十分と思う人は多いと思う。
何より清潔で女性には受け入れられやすいだろう。セキュリティ面もわたしには問題があると思えなかった。

ファーストキャビンは四条烏丸の仏光寺通りにある、落ち着いた通りでこの場所を選んだことは成功だった。
何よりこの界隈では美味しい食事が食べられる。ファーストキャビンのビルの前には、イタリア料理店の「バッサーノ デル グラッパ」通りから見える厨房からは奥にあるゆったりとしたホールはわからない。京都らしい奥の深さ。
日本独特の野菜も生かしながら、優しさのある料理を楽しめる。平日のランチはここで、季節の前菜3種盛り合わせ、生ハムのサラダ、本日のパスタ(鴨肉と季節の野菜)、パンナコッタ、コーヒー。美しくておいしく家族で楽しんだ。

そのすぐ近くには居酒屋「閻魔堂」 民家を生かした造りの店内は通りに面したカウンター、奥と2階のテーブル席は元々の居室をそのまま利用して、落ち着いた雰囲気。
ジャズが小さく流れている暗めの室内で、居酒屋と言ってしまうにはっもったいないような手をかけた料理が味わえる。生ビールが驚くほど旨い。アサヒなのに、よほど新鮮で注ぎ方等にも気を配っている。

しかし最も気に入ったのは、通りをもう少し進んだところにある「田舎亭」
おいしい惣菜とお酒の店。女性一人でも安心して入れる。「閻魔堂」と同じくらい美味しくて若干安く、量がたっぷりあるのが嬉しい。煮浸しはこちらの方が美味しいと思った。
初日に一人で夕飯を。水菜と揚げときのこのお浸し、蓮根饅頭の湯葉あんかけ、お造り盛り合わせ、日本酒は澤屋まつもと 純米酒 京都松本酒店。大変けっこう。

少し足を伸ばせば、フランス料理の「ガスパール」や「イノダコーヒ」も。
キャビンに泊まってガスパールってと思わないでもないが、節約した分を他に使って悪いことはない。

宿泊施設としてはもっと安いところもあるし、もっと快適で上質なサービスを提供するホテルもある。
しかしこの料金では十分に価値が認められると思う。

注文をつけるとすれば、館内着が化繊だったこと。木綿であればもっといい。
化粧室の椅子が低すぎて、座ると鏡が見えなくなることくらいか。エアコンはキャビン毎に温度調節はできないので、暑かったり寒かったりはあるかもしれない。わたしが泊まったときは暑いと思ったので、フロントに言うと調整してもらえたが、他のお客さんが寒がりだったりするとどうなるのだろう。

また利用するつもりはある。もっとも美味しい食事にありつける店が近いせいと言うのもあるのだが。
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by inadafctokyo | 2010-04-20 23:15


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