わたしたちは何を食べるのか

土曜日は福島の稲田稲作研究会へ行ってきました。
大地を守る会の生産者のところへお邪魔すると、いつも大切なことに気づかされたり考えたりすることができます。
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米Tシャツメンバー。
米の漢字はお百姓さんが八十八回手をかけるからと、子供のころ毎日のように母に聞かされました。
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田んぼが大好きです。春先の初々しい田んぼも、若々しい夏の様子も、こうして実りの秋を迎え静かにしている田んぼも。
毎年稲が実ることは当たり前のことではありません。天候は人にはどうすることもできません。病気や虫の害を防ぐために日夜手を掛け気を配り、1年にたった1度の時を待つのです。
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雀やカラスに睨みをきかせてくれていたカカシの吉田さんです。
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稲田稲作研究会のお米は籾のまま太陽熱で乾燥され、一番おいしい水分量のまま保存されます。猫や犬が砂をかけるようにかきまぜます。
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保存タンクです。1本150トンだったけ?
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保存タンクの中を覗いてみました。高床式になっていて床はすのこになっています。通風がいいのです。温度が上がらないようにタンクの上に屋根がついています。

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昨年から研究会で取り組んでいた野菜や果物の冷風乾燥です。
なんとか自給率を上げたい。それにはまず捨てないことだと、なんでも乾燥してみました。
Sさんは楽しげに、これは何々、それはこれこれと説明してくれます。農業の現実は決して明るいものではないけれど、明るく楽しくやりたいんだとSさんもIさんも言うのです。胸がいっぱいになります。

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食べ物は美しいです。人工的に飾らなくても、ちゃんと美しく美味しいです。

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心づくしのご馳走がたくさん並びました。
ごぼううどん、にんじんうどん、よもぎうどんは先ほどの乾燥させた野菜の粉を混ぜ込んでいます。
これはよもぎうどん。感触がつるつるで香も味も結構でした。

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研究会自慢の”えごま豚”
出荷前にえごまを食べさせることで、脂身が酸化しないそうです。

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焼しゃぶです。いや、ほんとに旨かった!

食べるものが体を作ります。簡単に考えてはいけないと私は思っています。
何を求めるかはさまざまでしょう。でも安さだけを追い求めていては一番肝心なことを失います。
美味しければ安全であれば、どこで作ってもいいかというとそれも違うと思います。

この国の未来のために、農民が百姓が希望を持てる社会にしなければいけないのです。国の基礎となるのは農業です。あなたやわたしが生きていく力をくれるものなのです。
日本の農業には本来そうした力があります。アジアに地球に貢献できる知恵や技術があります。
そんなことを考えながら、わたしは大地を守る会の会員でいるのです。
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by inadafctokyo | 2009-10-07 18:31 | 大地を守る会


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